園だより」カテゴリーアーカイブ

バーチャル高校

最近知ったのですが、N高、S高、R高、と呼ばれる学校が人気だそうです。その学校は角川ドワンゴ学園が2016年から運営しているいわゆる通信制の高校で、人気の理由は入学が簡単にできることや豊富な課外授業が用意されていること、通信制ですが通学コースやオンライン通学コースと呼ばれるコースが準備されており生徒はその中から自分に合ったコースを選べるという点にあるようです。またもう一つの大きな人気の理由は学費が高くないこと(これは親にとってかなり重要なポイントになりますね)があげられます。公表されている金額は3年間で74万円弱と、一般的な公立高校の学費(150万円)と比べてみても安いことが分かります。

これは不登校の子どもたちや親たちにしてみたら救世主ではないでしょうか?あと重要なポイントをもう一つ忘れていましたが、この学校にはいわゆる偏差値が設定されていません。入学するうえで学力試験を行っていないため合格、不合格がないのです。偏差値が設定されていないから学力が低いというわけでもなく、有名国公立大学へ進学する生徒もいるようで、中には不登校ではない普通の高校生でもわざわざこの学校に編入するケースもあるようです。

今は働き方も多様化している時代、子どもがアバターでバーチャル教室に登校してバーチャル教材で学習するのもありなのかな?と思う一方で、従来からある普通の学校が今後どのように変わっていくのか(変わらないのか)も気になります。勉強は大嫌いでしたが学校に行くのが大好きだった自分としては、学校はもちろん知識を習得する学びの場でもありますが、多感な時期に人間関係を学ぶ場でもあり、今後訪れる社会の荒波に備える場として、リアルな学校にも引き続き頑張ってもらいたいと思います。

ミナトテラス便り10月号

先日行ったフラダンス無料体験はとても楽しいイベントとなりました。

マウナラニフラスタジオのみなさんによるフラダンスショーで、雨降る東湊町通が一瞬ハワイになったかのような錯覚に陥りました☺

連休の合間で保育園に通われるみなさんには参加しにくい日程となってしまったので次回は平日の夕方などに定期的に開催できるよう検討しています。

情報は随時赤沢ミナトテラスのインスタにアップしていきます!

こあら組さん、なにしているの~?

今月はこあら組です🐨

進級してから早いもので、半年が経とうとしています。新しい部屋、新しいお友達、新しい先生と、大きく環境が変わりましたが、あっという間に慣れて、毎日元気いっぱいのこあら組です!!

今年の夏は、プール遊びがたくさんできました。顔にお水がかかってもへっちゃら!「まだ出たくないよ〜」という声が上がるほど水遊びが大好きな子ども達です😊

さーて、明日は何をして遊ぼうかな〜♪

おすすめの映画

皆さん、映画はお好きですか?最近ではほとんど観ることが無くな
ってしまいましたが、私は大の映画好きでした。そんな私から子育て
パパ&ママにおすすめの映画を一つご紹介したいと思います。映画
は家で観るのが主流だった当時の私が珍しく映画館で3回も観た
映画です。もちろんその後も飛行機の中や Amazon Prime などで
観ているので合計何回観たかわかりません。そのくらい好きな映画で
す。

『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』
この邦題だと一見コメディー映画のように思えてしまうけど、とある
新聞記者の実話をもとに作られた、とても心温まる家族の成長物
語です。「子育てに少し疲れたな。」そんな気分になったら(そんな
気分でなくても)この映画をぜひ観てください。子育ての今を家族と
共に楽しもうという気持ちに溢れることと思います。

南アフリカの保育園とZoomで国際交流します

国際交流イベントを9月12日の午後3時過ぎから赤沢保育園で行います。 子どもたちからすで聞いているかもしれませんが、先日8月8日にはZoomイベントに先立って、リンディーさんと村山研究室の皆さんが赤沢保育園に遊びに来てくださいました。 9月12日はぞう組、ぱんだ組の皆さんと南アフリカの保育園の子どもたちがZoomで繋がってカードゲームを楽しむ予定です。Zoomセッションに備え、ケビン先生の英語のレッスンでもゲームに出てくる動物の名前を英語で上手に発音できるよう練習する予定です。 実体験をもとに、興味が世界に向けて広がることや、実際に英語を使ってコミュニケーションが取れることの楽しみにつながってくれることを大いに期待しています。

ミナトテラス便り

8月の『手打ちパスタの会』はとても楽しいイベントになりました。
子どもたちも粘土細工さながらの自分で作ったパスタが食べられて大満足だったようです。

次回の『手打ちパスタの会』は10月後半に開催する予定です。

9月は親子で参加できる『フランダンス無料体験会』を企画しています。
詳しくは赤沢ミナトテラスのインスタをご覧いただくか、理事長までお声がけください!

赤沢ミナトテラスインスタグラム
https://www.instagram.com/akazawaminatoterrace/

うさぎ組さん、なにしているの~?

今月はうさぎ組です🐰


進級してはや4ヶ月。初めは新しい保育室・新しい先生・新しいお友達と色々環境が変わり戸惑いや不安を感じましたが、今は随分と慣れ毎日元気いっぱいな子供達です!大 好きなお友達とおままごとをしたり、ブロック遊びをしたり、一緒に製作をしたり、時には喧嘩することもありますが、みんな楽しく保育生活を過ごしています。先月からみんな大好きなプール遊びが始まり大喜びな子供達😊今月はたくさんプール遊びできるといいね!

子どもの頃の記憶

赤沢保育園には時々卒園した子どもたちが保育園を訪ねてくることがあります。そんなときは決まって先生方と昔話に花が咲くのですが、そうした卒園児たちの会話を聞いていて興味深く思うことがあります。それは保育園時代にあったことを今でも事細かに覚えている人と、まったく忘れてしまっている人がいることです。赤沢保育園には元園児だっ た先生も何人かいらっしゃいますが、その先生方も面 白いことに保育園時代の記憶がはっきりある人とそうでない人がいることです。
一般的に子どもは成長していく過 程において3歳よりも以前の記憶を失ってしまうそうで、それを「幼児期健忘」と呼ぶのだそうです。なぜそのような現象が起きるのか、まだはっきりと分かっていないようですが、記憶力の良し悪しに関わらずほとんどの人がおおよそ6歳ころから3歳よりも前の記憶を少しずつ失っていってしまうそうです。
ではどうして保育園の頃の記憶がしっかり残っている人とそうでない人がいるのでしょう?残っている記憶のほとんどはおそらく3歳よりも後の出来事かもしれませんが、記憶を維持するのに写真や家族との会話が大きく関係しているように思います。
写真は記憶を呼び覚ますきっかけになり、それらを眺めながらおうち の人と当時の話をすることで、改めて記憶がリフレッシュされるのではないでしょうか。
この夏にいろいろなところへ子ども連れでお出掛けする計画があるおうちは、楽しかった出来事をスマホの中に眠らせておくだけではなく、写真はすぐ
手に取って見れるようアルバムに 、動画はテレビやタブレッ トなどで家族みんなが簡単に再生できるようにしておくと良いかもしれませんね。
家族と共有し、忘れないよう繋いできた大切な子どもの頃の記憶は、きっとその人にとって生涯の宝物になることでしょう。

ぱんだ組さん、なにしているの~?

先月から始まった新しいコーナー。今月は「ぱんだ組」さんです🐼

ぱんだ組になり3か月が経ちました。
お兄さん、お姉さんになり、小さなお友達と一緒に遊戯室で遊んだり、シャボン玉をしたり、泥遊びをしたり…、とたくさん交流をしています!
今年も元気いっぱいの22人!
今年の夏は何をして遊ぼうかなー?

 

うなぎと食育と土用の丑の日

先日、職場の同僚と鰻を食べに行く機会がありました。それはおそらく私の人生史上で一番美味しいと思える鰻でした。しかもお重の蓋が閉じられないほど鰻のボリュームがあったので私も他のメンバーも最後まで食べ切るのに苦労しつつも「高級で美味しい鰻を残すわけにはいかない」とばかりに最後のお米の一粒までもきれいに平らげました。そんな中、一人だけ半分残した人がいた、と後で聞かされて、それまで美味しい鰻に上機嫌だった私はひどく残念な気持ちになったのでした。そもそもその人が「うなぎが食べたい」ということで鰻のお店に行くことになったのに、なぜ残す?しかも半分ってどういうこと?いや体調が悪ければ最初から少ない量のものを選べばいいものを、などなど諸々の「なぜ?」が私の頭の中をぐるぐる回り始めました。そして以前にもチームで食事に行った際、同じ人がお肉を食べ切れず残していたのを思い出しました。

私は食べ物を残すことに大きな罪悪感を持つ人間です。お店で出されたご飯を毎回当然のような顔で残す人に軽く怒りを覚えます。もちろん食べている途中で調子が悪くなって食べられないことだってあると思います。でも、最初から食べない前提であれば「ごはんは半分で」と言えばいいだけなのに、と思ってしまいます。食材に関わる多くの人々の苦労と努力は最終目標である「美味しく食べてもらう」を達成することに向けられているのに、そのゴールを目前にしてお茶碗の半分より下によそわれたご飯たちは捨てられる運命を辿るのです。私の中では「ありえない」レベルのショックな出来事なのです。

これは「食育」そのものだと思っています。当時「食育」という言葉は無かったように思うけど、子どものころからごはん一粒を残さず食べるよう言われ続けて育った成果は確実に私の中で根付いているのです。逆に食事を平気で残してしまう人はどういう「食育」環境で育ってきたのでしょうか?気になるところです。

もう一つ付け加えて言うと、魚や肉を残すことは米粒を残すことよりもさらに罪が重いということです。食材となる命は我々と何ら変わりない一つの貴重な命なのです。それらを犠牲にして我々の命が今ここにあることを決して忘れてはいけません。

ちなみに今年の土用の丑の日は7月24日と8月5日です。夏の土用は梅雨明けの頃、すなわち季節の変わり目で体調を崩しやすいから「う」のつく食べ物で元気になろう、ということから鰻を食べるようになったようです。「う」のつく鰻以外の食材は梅干し、瓜、うどん、などがあるようです。なお、春の土用は「い」がつく食べ物、秋は「た」、冬は「ひ」がつく食べ物を食べるのが良いのだそうです。みなさん、その食材がなんだか分かりますか?食にまつわることを知るのもなかなか面白いものがありますね。