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忖度(そんたく)|2017年4月

 春のお彼岸もすぎ、太陽の日差しもめっきり高く温かくなり、 桜の開花情報もにぎやかに耳にするこの頃となりました。

 新潟市の桜の開花は中旬後半か下旬が予想されほぼ例年並みでしょうか。

 カレンダーの日取りから今年は4月1日(土)にいきなり入園式を迎えることになりました。28年度途中入園の方とこの4月1日に初めて入園される方々とを合計して、18名の園児の皆さんを迎えての入園式でした。

 ところでいきなり国語の時間のような書き出しの表題の忖度(そんたく)ですが、まず語句の説明をいたしますと、忖(そん)も度(たく)も寸法的に物を測ることの意です、忖度と熟語になると言葉の意図・根拠を推測・推察する意味になります。普段、この言葉は会話としてはあまり口にする言葉ではありませんが、この「忖度」が最近にわかに頻繁に耳にするようになりました。というのも今マスコミ話題の、安倍総理夫人を巻き込んでの大阪の学校法人森友学園問題が国会でも大きな論議となりました。その議論の中でこの「忖度」が頻繁に使用されましたので気づかれた方もあるかと思います。

 この「忖度」はわたくしども保育者にしても 子育て真っ最中の保護者にとっても 実に味わい深い言葉なのです。

 言葉・会話が全くできない生後間もない乳児時代、多少 会話ができるようになっても不完全な1・2歳児時期、かなり喋るように時にはうるさいくらい饒舌に語っていても、または大人となってもこの人の会話の本当の意図・根拠・ネライはどこにあるのかと推し量ることはしばしばあります。

 私ども保育者にとっては、大人同士の場合はともかくとして、現在目前の子どもたちの気持ちや希望真意を絶えず「忖度」することが仕事と考えております。特に乳幼児の場合、この子の不機嫌は体調が悪いのか、空腹なのか、睡眠不足なのか、前日の旅行の影響による疲労のためなのか、単にその場限りの意地にこだわっているのか、等々を常に忖度の連続と心得ております。

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