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平熱のお話|2020年7月

 今までは普段の生活で体温を測る機会もほとんどなく、自分の平熱が一体何度なのか、あまり気にすることもなく過ごしていましたが、新型コロナウィルス感染症の蔓延で体温を測る機会がぐんと増え、改めて自分の平熱を知ることとなりました。『検温』も私たちの新たな生活様式の一部として、日常生活に定着しつつあります。ところで、そもそも『平熱』って何度くらいかご存じですか?体温計メーカーの測定によると、日本人の平熱は36度6分から37度2分の間だそうです。今現在多くのお店や施設に入る際に検温が実施されていますが、その基準となる37度も実は日本人の『平熱』の範囲内になります。

 そして個人差のある『平熱』ですが、法律で基準が明確に示されています。感染症法では37度5分以上を『発熱』38度以上を『高熱』として分類しています。

 体温を正しく測るには食後2時間を避け、わきの下のくぼみの真ん中に体温計を斜め下から押し上げるようにしっかりと差し込みます。体温計を差している方の手のひらを上に向けると、わきのくぼみが平らになってより測りやすくなります。

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仮園舎での保育がいよいよスタートです

 上履きの事前準備にご協力いただきありがとうございました。おかげさまでなんとか無事に仮園舎での保育をスタートすることができました。子どもたちの元気な声が広い校舎内に響き渡っています!これからも事故やケガの無いよう万全の体制で職員一同頑張ってまいります。

  7月からの体育遊びも、大きな体育館を使わせてもらう予定です。思いっきり体を動かして、外出自粛で溜まったストレスを発散できたらと思っています。

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皮膚トラブルの季節

 汗ばむ季節がやってきました。あせも、虫刺され、水いぼ、とびひなど夏場は子どもの皮膚トラブルが多い季節でもあります。汗をかいてふやけた皮膚は普段の皮膚の状態に比べて傷つきやすく細菌感染のリスクも高まります。汗をたっぷりかいたらなるべくこまめに着替え、皮膚を清潔に保つようにしましょう。日頃から爪を短く切っておく、肌に触れるものは綿やリネンなど肌に優しい自然素材のものを使うのも皮膚トラブルを防ぐ効果があります。またベビーパウダーも適度に使う事で、あせもの予防にもなりますが、使い過ぎはかえって逆効果になってしまうようです。

 いずれにしても皮膚炎がひどくなってしまう前に、なるべく早めに皮膚科を受診するようにしましょう。一旦ひどくなってしまうとなかなか治らないのも皮膚病の厄介なところです。

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