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園庭の梅の実が大きくなりました|2012年7月

 太陽の照射角度が季節と共に高くなって北半球の気候が暖かくなると、南の暖気団は冬の間日本列島を覆っていた寒気団を北方のシベリア大陸に押しやります。と、日本の季節は夏になります。暖気・寒気が押しくらまんじゅうしているその場所は雨が降りやすく、日本列島付近でまごまごしているその時期が梅雨(つゆ)です。丁度その頃梅の実が大きくなるので梅の雨と書くのはご存知のとおり。

 梅干し用の高級品・紀州の南高梅や地元の藤五郎梅はすでに市場から姿を消しましたが園庭の梅は日陰のためか一足遅くこれからです。

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子どもの知育と囲碁将棋

 毎週日曜日のNHK-Eテレ番組、スポーツ中継などの特別番組がなければ午前10時~正午までは将棋、正午から午後2時までは囲碁の時間であることはお気づきかと思います。囲碁将棋に関心のない方にとっては全く空白無縁の時間ですが、愛好者には目の離せない時間です。

 囲碁将棋の選手を棋士と言いますが最近囲碁将棋とも若い女性の参加が目立ち、囲碁ガールなどという呼び方が山ガールなどとともによく耳にします。

 囲碁将棋はゲームであり遊びですが頭脳的な努力と閃(ひらめ)きや決断力が他のスポーツ等と同様に必要です。上達し勝つためにはいかに思考を高め集中することが出来るかが決め手です。それだけに幼少時の頭脳や思考力の発達に大いにプラスになることがお奨めの理由根拠ですが、それはともかくまずは気楽に始めてみることです。

その理由と根拠を整理してみますと:

①まず囲碁・将棋はそれぞれのルールがありそれをおぼえなければなりません。物事にはそれぞれ決まりがあるということを学びます。

②相手の目的と自分の目的が常に真逆であることをしります。自分は相手を倒そうと考え、相手は自分をやっつけようと互いに反対の事を考えているのです。そこで人の考えは自分と異なることがある事を知ります。

③勝ち負けを通して成功勝利の快感と失敗・負けの口惜しさを体験することが出来ます。負けた時は次は勝とうと頑張るファイトをもつこと。負けたからと言っていつまでもくよくよしないで気持ちの切り替えが必要であること。

④強くなるためには努力(強い人の指導を受けたり、指導書を学習したり)が必要で、努力すれば必ずそれだけ強く成れることを知ります。

⑤勝ち負けは実力ばかりではなく運不運もあることも体験できます。

⑥ 勝負を通して相手との交流が深まります。親子同志で楽しむことができれば親子の親しみが「絆」がどんなにか強まることでしょう。

 まだいろいろ効用は考えられますが、始めるに当っては教えてくれる人がないと出来ません。そんな難点はありますが深くこだわらないで、気楽に始めてみることです。また程度はありますがそんなに強くなる必要はありません。下手は下手なりに楽しめますし、その下手なりのなかでも上記に挙げた効用を学ぶことができます。食事も睡眠時間も惜しくなるほどの楽しさもあります。あくまでも遊びの中での学習でよいのです。まずはやってみることです。

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 今年の運動会は去る6月16日(土)に予定通り会場豊照小学校体育館で開催、お陰さまで無事に楽しく終了することが出来ました。

 会の進行は 例年通りに楽しい演技や熱心な競技が繰り広げられました。保護者・園児の紅白リレーここ数年毎年僅差のデッドヒートの争いとなって熱狂的に会場が盛り上がったのですが、今回は残り走者4~5人目辺りから赤組が半周以上引き離し優劣がはっきりしたので、最後の盛り上がりの興奮は今一つでした。保護者・園児共赤組の勝利で終わりました。しかし、園児が必死になって背中を丸くして一生懸命に走る姿を見つめていると思わず熱いものがこみ上げるものを感じました。

 今年の各プログラム・競技方法がわかりやすくて楽しかったと好評でした。最後の親子ダンス曲はアメリカンフォークソング「森の熊さん」、ブラスの明るい演奏と振りの易しさもあって楽しいフィナーレでした。

 園児保護者参加の皆さま、お手伝いの皆さま有難うございました。

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持ち物・着替えに名前記入を

 季節は間もなく夏本番。毎年の事ですが、汗のためやこれからのプール遊びなどで衣服を頻繁に着替える季節になりました。成長の早い年頃の園児達の着物や履物は2年と同じものがもちません。最初はちゃんと記名していたつもりでも新調などのため気がついてみると名無しの肌着類が多くなっていませんか。どうぞ一品一品チェックして記名されることをぜひお願いします。多数の園児の同じような持ち物に名前がないと区別は困難です。

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