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思うは招く|2020年12月 

 先日Youtubeを眺めていて、ふと目に留まったのが、北海道の赤平というところで会社を経営されている植松努さんという社長さんの講演でした。動画再生回数はすでに400万回を超えている有名な講演なので、既にご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、そのお話の内容がとても素晴らしかったので、ここで少しだけご紹介できたらと思います。

 彼は幼いころ、祖父母にとてもかわいがられて育ち、宇宙を夢見る本好きな少年に育ちました。宇宙に憧れを抱いた少年が中学生になった頃、彼は学校の先生に「宇宙なんて、よほど頭が良くなきゃ無理だ。お前なんかには出来るわけがない。どうせ無理。」と言われ、悲しみに暮れます。「夢って何?実現出来そうな事しか夢見てはいけないの?今できないことを追いかけるのが夢なんじゃないの?」と彼は疑問を抱き、そして周囲の無理解に心が折れそうになりなります。それでも伝記の中のライト兄弟やエジソンを励みに頑張り続け、紆余曲折を経て、最終的にロケットを作って打ち上げるという子どもの頃の夢を実現させます。

 そんな彼の心を終始支え続けたのが、中学生の頃にお母さんから教わった「思うは招く」という言葉です。思い続けたら夢は実現するよ、という意味の言葉です。その一方で、彼を深い絶望と悲しみに追いやったのが「どうせ無理」という言葉でした。この言葉は唱えるだけで人の自信と可能性を奪い、またそれと同時に何もしない事を正当化できる恐ろしい言葉だ、と彼は言います。この「どうせ無理」という言葉を世の中から無くし、その代わりに「だったらこうしてみたら?」という言葉を世界中に流行らせたい、というお互いを思いやる優しさの込められたメッセージで彼の話は締めくくられます。

 彼の話を聞き終えて「ああ、なんて素晴らしい話だろう。」という清々しい気分の傍らで、もしかしたら私は親として、自分の子どもたちに「どうせ無理」という類の言葉で彼らの可能性や未来を奪ってはいなかっただろうか、という不安を感じずにはおれませんでした。

 私の子育てはもう時すでに遅し、ですが、今まさに子育てに奮闘されている皆さまには是非ご覧いただきたい、そう思える素晴らしい動画でした。

思うは招く -植松努- https://youtu.be/gBumdOWWMhY

職員紹介のコーナー|2020年12月 

 今月はぱんだ組担任の村山先生です。

 村山先生は赤沢保育園を昭和60年に

 卒園した赤沢の卒園児です。

 名前:村山 智美(むらやま さとみ)

好きな食べ物:イチゴ・ラーメン・チョコレート

憧れの人:宮本恒靖(サッカーガンバ大阪監督)

やすらぎ堤でもらったサインが宝物です。

子どもの頃嫌いだったもの:マラソン大会、給食を早く食べる事

子どもの頃の夢:お花屋さん

好きな曜日:水曜日(嫌いなのは木曜日)

 休みの日は運動不足を感じながらも、のんびり家にある漫画を読んで楽しんでいます。
(スポーツ漫画が多い)

 中学の時に小さい子が可愛いなと思ったこととピアノを弾くことに憧れて保育士を志しました。今も毎日可愛い子ども達と、楽しい先生方と過ごしながら、自分も笑顔になれる保育の仕事が好きです。

 今年は更に懐かしい母校の校舎で保育が出来て楽しんでいます。