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「転ばぬ先の杖」|2020年2月

 漢字かるたの諺かるたに入っている。ランニング中の健康な若者は転んでもさっと起き上がりすぐにその後も変わらずに元の状態で走り続けることができる、そんな元気なうちはこの諺の意味はそれほどに響いてこない。英語でこれに相当する諺は次のような語句が浮かんでくる。 ”A stich in time saves nine”(ほころび始めの一針は 、ほころびてからの九針に当る)がある。直接的な意味は傷は早いうちに手当するに越したことはないとの意だ。しかもこの英語の諺の場合必要な対策を実施する時期タイミングを教えている。

 学校の先生の一言が人の将来の行く道を決定づける話はよく耳にする。生徒時期に先生のその一言がその後のその人の運命の励みとなったと言うこともよく聞く話だ。

 昨年、千葉県野田市で女子小学生(10)が実の父親(41)のしつけの名目の極端な仕打ち暴行に耐えかねて衰弱死するという悲惨な事件があった。その子は自分の受けている悲惨な状況を担任教師をはじめ周囲に必死に伝え児童相談所までかかわっていながら悲惨な結果に至った。その状況を傍観していた母親(32)も逮捕され現在裁判中。(年齢は事件当時)

 育児に際して人が人として最低の心得や知識、礼儀(マナー)を子供に教えることは親の務めだ。そしてそれが躾だ。それはわかっていても履行は簡単な話でもない。がはっきり言えることは、子供は親の行動ををしっかりと見ている、しかも手本にしている。冗談もふざけた調子も、、怒り声も、笑い声も、悲しい様子も…。

 親として子供にぜひ強調して繰り返し教えていただきたいことは①嘘をつかないこと ②危険なこと ③物を取らないこと ④人を傷つけないこと、だ。

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第20回漢字かるた大会

 1月11日(土)市内中央区上所の県施設「ユニゾンプラザ」で開催、予定通り無事に終了致しました。

 東京都墨田区の高層電波塔「スカイツリー」の開業が9年前の平成24年、その前年の平成23年までは隅田区公会堂会場で毎年石井式漢字かるた全国大会が開催されておりました。参加園は南は九州・大阪・愛知県、都内や神奈川の幼稚園などが参加でした。来年は「スカイツリー」が見れるかなというところで組織の混乱のため開催中止となりました。以来開催がありません。残念の極みです。

 それはさておき今回の結果ですが、最激戦の年長児の諺で赤沢の選手が活躍したことは見事なことでしたがその他は三条市の各園の熱意に圧倒されました。