月別アーカイブ: 2026年2月

ぞう組さん、なにしているの~?

いよいよ3月になりました。
卒園まであとすこしとなったぞう組です。
運動会やお遊戯会など大きな行事も終わり、子どもたち一人ひとりの成長を感じるとともに、たくさんの楽しい思い出ができました。
残り1ヵ月となり、子どもたちと一緒に【卒園までにしたいことリスト】を作成しました。

3月10日には、お菓子作り第三弾としてクッキー作りを予定しています。
今から「早くやりたいね!」と楽しみにしている子どもたちです。

卒園までの一日一日を大切にしながら、お友だちと仲良く、全力で、保育園生活を楽しんでいきたいと思います。

「少子化問題」を考える

保育園で日々子どもたちや保護者の皆さんの姿を見ていると、「少子化問題」はどこか遠い世界の出来事のように感じられます。しかし、厚生労働省が先日発表した日本の出生数は約70万人と、過去最少を更新し続けています(前年比1.5万人減)。では、他の国ではどうなのでしょうか。長年低下傾向にあった合計特殊出生率は、2021年を境にフランスやアメリカなどの欧米諸国で、緩やかな回復の兆しを見せています。一方、日本や韓国はその流れに乗れていません。

その理由の一つとして指摘されているのが「ジェンダー格差」です。男女の不平等が小さい国ほど出生率が改善した、という報告もあります。男女の社会的格差を示す「ジェンダーギャップ指数」を見ると、日本は世界118位でG7最下位。格差が解消されるまでに、およそ123年かかる見通しだとされています。

指数上位国であるアイスランド、フィンランド、ノルウェーといった北欧では、男性が家事・育児に費やす時間は全体の約4割ですが、日本はいまだ2割程度にとどまっています。男性の育児休暇取得は増えてきているものの、女性の負担は依然として大きいのが現状です。

少子化のもう一つの大きな要因に「未婚化」があります。50歳時点で結婚経験のない人の割合は年々上昇し、6年前のデータでは男性の3割、女性の2割が未婚でした。このまま推移すると、2030年には男性の3人に1人が生涯未婚になるという予測もあります。

背景にはさまざまな社会的要因がありますが、それ以上に、結婚や子育てに前向きなイメージを持てる社会づくりが大切なのではないでしょうか。

ふと、私が子どもの頃に放映されていた『大草原の小さな家』を思い出しました。アメリカ西部開拓時代を生きる家族の物語には、決して楽ではない暮らしの中にも、家族で支え合う温かさが描かれていました。

制度や仕組みの整備はもちろん必要ですが、それと同時に、人々の心にそっと灯りをともすような夢や希望も、少子化を考えるうえで大切なのかもしれません。

 

*合計特殊出生率:15〜49歳の女性が、その年の出生率が一生続くと仮定した場合に産む子どもの数