神 無 月(かんなづき)|2012年10月

 その昔、10月になると日本中の神様が出雲にお集まりになり出雲以外の国々には神様がいなくなることからこう呼んだのだそうですが‥‥。

 昔の人は随分いろいろな事を想像されたものだと楽しくなります。全国から神様方が集まって一体何を会議されたのでしょうか気になるところですが、縁結びの話も大きな議題だったことは間違いなかったようです。なぜならば出雲大社は縁結びの神様として歴史上日本ナンバーワンで有名な神社であることはご存知の通り。

 ついでに現代人として神話時代当時を勝手に想像をするならば、出雲(いずも・現在の島根県)に全国の神様(地方代表者)が集って会議することは、現在の知事会議あるいは国会に当たるものだったのでしょうか。議題として神代時代でも権力や領地に関わる問題などもあったことでしょうが、農業収穫などが一番大きな議題だったではなかったかと想像されます。しかし、そんな中で「縁結び」が話し合われたということには実にほのぼのとした人間らしさを感じます。と同時に現代は取り返しのできない大きな大切な忘れ物をしているように思えてなりません。

 秋分を過ぎるとそれまでの暑さが嘘のようにめっきり気温が下がりました。秋口は薄着習慣を身につける絶好の機会と先月号で書きました。それに偽りはありませんが、無理をして風邪を引いたりしてはいけません。くれぐれも子どもさんの体調・発育状態・体力そしてその日の天候状況に注意しながら上手に薄着習慣をつけるように努めましょう。

 9月は赤沢保育園として皆様方のご関心をあらためて頂戴した月でした。 まず早々の2日に、長野、群馬、兵庫各県の大学・短大の保育福祉講座ご担当の先生方のご訪問を受けました。日本最初の保育園の創立に関わる話を園長から直接尋ねたいとのことでした。

 さらに18日(日)新潟市発行の「新潟市報」’新潟市何でもナンバーワン’欄に掲載ご紹介をいただきました。

 また、21日(水)にはBSNラジオの9時~12時「近藤丈靖独占ごきげんアワー」の11時30分から15分程の中で赤沢保育園を取り上げて戴き、創立に関わる園長の話や、同局キャスター水島知子さんが園児達と一緒に漢字かるたとりに参加奮戦され見事3枚ゲットされた様子などの放送がありました。 

 いも掘り遠足当日万一悪天候の場合、次のような予定でおります。
①行く先は黒埼の「ふるさと村」に。(土砂降りの場合は中止もあり)
②変更の場合、翌週土曜日15日にいもの回収を予定しております。この場合、園職員だけではできませんので保護者有志皆さんのマイカーでのご協力をぜひお願いします。

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再び「栴檀は  双葉より 芳し(せんだんは ふたばより かんばし)」について

 前号「9月園だより」 掲載のひよこ組一歳児の皆さんが石井式漢字学習に際して見せた、学習に見事に集中している写真を思い出して下さい。撮影しながら思わず上記の言葉が念頭に浮かんだのでした。見慣れている筈の風景なのですが園児の皆さんの集中する姿の美しさは見るたびに感激を覚えます。そこであらためてご説明いたします。

 栴檀は高価で知られる最高級な香木、白檀(びゃくだん)のことで、香り高い風を出す白檀製の扇子はご存知と思います。栴檀の仲間で木質が黒っぽい種類は紫檀・黒檀であり高級家具材として有名。その香り高い栴檀は芽の時・双葉の時から高い香りを発するということで、優秀な人は幼児の時から違うものだとの意。園庭に栴檀はありませんが実生(みしょう・種からの)の山椒(さんしょ)の木があります。それが芽の時から強い香りがあったことを記憶しております。

 遺伝学上全ての子どもが同一なことはありません。一人一人それぞれ違いを持って生れてきているのですが、皆んな、素晴らしい最高級香木です。ですが香りはそれぞれ違うことは当然です。

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《保育参観》

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処 暑 ⇒ 白 露 ⇒ 秋 分|2011年9月

処 暑 (しょしょ)⇒ 白 露(はくろ) ⇒ 秋 分(しゅうぶん)

 旧暦では一年365日を二十四等分してその一単位(約15日)を節気(せっき)と呼び、その二十四節気のそれぞれに時期に見合った自然現象を取り入れ季節の節目を際立たせたり生活の知恵を織り込んだりの味わいある名称を付けている。8月23日からの節気名は「処暑」。処暑とは夏の暑さも落ち着きどころ(処)を見付けておとなしくなるということで、何日かのズレはあっても今年の場合も見事にその通りの気候となっている。処暑の次の節気は今年の場合9月8日から白露となる。その頃から朝晩めっきりと涼しさが増し、野の草に露が目立ってくる。

 気候が涼しくなると当然のことながらそれに見合って服装が厚くなっていく。先月の「園だより」で過保護について触れた。愛情たっぷりは大いにけっこうだが、物事全てに限度がある。よかれと思う親心も「過」がつくといけません。ほどほどがよいと言われても、そのほどほどが分りにくいというよりも分らない。その見分け方として厚着かどうかに着目することを申し上げた。しかしその厚着問題にしても自分の子どもだけを見ていると、それも最初の子育ての場合は、選んだ服装が厚着かどうかの判断は簡単ではないが常に念頭に置いて下さい。

 子ども達の環境自然に対する適応対抗力は2歳頃になるとかなり備わって来る。しかし自らの判断で対応対策の選択となると5歳前後までは全く出来ない。そこは保護者が機能性やファッションも含めて100%服装選びする責任がある。

 秋口は無理なく薄着習慣を付ける絶好の機会:

 秋分を過ぎると日一日と秋は深まり、気温もそれにつれて下がる。服装はそれに反比例して厚くなっていく。気温の変動も一様ではなく気まぐれで日々に異なります。保護者も自分の服装にも気配りしなければなりません。

 通園途中の気温が低くとも園内は温暖です。また園児達はさっそく全身で動き回る。4・5歳ともなるとその運動量は大人の想像を超える。園内では子どもの状態や天候をみて服装を適宜に着替えたりして調整します。着替えやすい服装と着替えの用意を忘れないでお願いします。

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栴檀は 双葉より 芳し(せんだんは ふたばより かんばし)

 ひよこ組の一歳児の皆さんが保育士の示す漢字カードを熱心に注目する姿をみて、思わず上記の格言を頭に思い浮かべたのでした。

 下の写真を撮影したのはこの8月下旬。8月までに2歳になった方もいますが今年の4月時点では全員一歳児さん。この年頃の子ども達がそろってこんな風にきちんと着席していることだけでも信じ難い光景ではないでしょうか。やらせなどが仕組める年齢でないこともよくお判りと思います。

 1歳児達が熱心に集中して注目しているのは石井式漢字学習の実際の一こま。左端の写真のように「鼻」の漢字を見せながら保育士が自らの鼻を指し示す。このようなやり方を繰返しているうちに子ども達は漢字を憶えるのです。

 子ども達にとって漢字は難しいので、まずひらがなあるいはカタカナから入るのがこれまでの国語教育の常識であり教え方でしたが、石井先生はこれは全くの思い違いで幼児達にとって漢字のほうがひらがなやカタカナよりも遥かに興味深く記憶し易いとの主張。下の写真の子ども達の集中した表情が何よりの証拠。  

 栴檀のように双葉の時から無理なく高貴な香りを発することを目指している。

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お誕生会の紹介

 原則として毎月月末の金曜日をお誕生会日としている。

 お誕生会は園の月例行事として毎月、該当月にお誕生日を迎える園児を園として他の園児達と一緒にお祝いを致します。

 お誕生会の内容についてざっとご説明しますと:

①当月にお誕生日の園児(達)お誕生会ゲストとして会場(遊戯室)にご招待します。会場には全園児、該当園児の保護者(うさぎ・ぱんだ・ぞうの各組の)、職員が集まります。園児保護者3歳以上の組に限らせて頂きます。

②該当園児にお祝いに記念アルバムを園から贈ります。

③この日のために職員達がお楽しみ行事を用意します。(8月はお化け屋敷)

④保護者の皆さんと子ども達と一緒に昼食(給食)をとる。

 以上が毎月のお誕生会の内容の概略です。3歳未満児の保護者が参加されると該当園児が甘えると他の園児たちも崩れてしまうためです。ご理解をお願いします。

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過保護の目安|2011年8月

 物事、過ぎたるは及ばざるがごとし。子育てに当たってもそれは極めて重要な心構えです。不十分な状態や不足な状態にあると、人はその不足分を満たそうという目標意識が発生し達成意欲が起こります。度を超すことは不足同様に至らぬものだと「論語」は教えておりますが、むしろ常に不足気味のほうが努力や改善意欲を感じて好ましいことではないでしょうか。

 例えば体の健康問題を考える場合、満腹よりも不足気味の腹八分が良好な健康を保つために有効なことはよく知られいる、というよりもこれは真実です。 子育てに当たって過保護が好ましいことではないこと位は言われなくても百も承知の上で、それぞれそれなりに意識しながら子どもと接しておられるはずです。少なくとも常にベスト(最善)ではなくともベター(次に善い)を心掛けているはずです。

 とは言っても最善を目指しながら最悪と思えるようなことを目にすることはよくあります。横並びに皆さんの行為や考えに」接しているだけにそれが出過ぎたものか控え目かが見えるのです。常に過食や糖分の取り過ぎをあまり気にされない方がいるように。

 過保護かどうかの目安は分りやすい。 まず例外なく厚着です。風邪を引いていたり体調が悪くもないのに真夏でも重ね着や厚手のスパッツや足首までのズボンをはかせている。常に他者よりも厚着である。厚着は間違いなく弱い身体を造る。 英語の諺(ことわざ)「健康な心は健康な体に宿る(A sound mind in a sound body.)」 は変らぬ真理です。

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朱鷺メッセの七夕飾りに参加:

 朱鷺メッセの年恒例行事の七夕飾りのお手伝いにぞう組の皆さんが参加いたしました。7月1日、全員元気に会場まで歩き、楽しくお役目を果たしてまいりました。下の写真はその時の様子です。 

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新潟祭り民謡流し

 今年の新潟祭りの民謡流しは8月5日(金)夜7時開始の予定。 保育園関係の踊る場所は旧鏡橋跡前から万代橋手前のホテルオークラ脇までの区間が割り当てられました。 

 下の写真は昨年の踊りの際のスナップです。御覧のように在園児の皆さんの応援観覧参加はもちろんのこと毎年卒園の皆さん方も多数お出でになります。皆さんは園の職員達との久し振りの再会やお話を交わしたり一緒に踊ったり記念写真を撮ったりを目当てに来られます。園の職員達もすっかり大きく成長された卒園児の皆さんとお会いできるのを大きな楽しみにしております。  

 ところがここで困った苦情が保育園関係の踊りに寄せられているのです。というのは保育園関係の踊りの進行が上のような事情のため整然と進まないで乱れがちになります。ために保育園グループと隣接するグループが迷惑し、踊り全体の進行にも支障があるのでその点大いに反省考慮するようにとの申入れを厳しく受けております。  

 ということで今回は保育園関係は大いに反省し、将軍様の前のパレードのようにとはいかないまでもしっかりと踊りの進行に協力することになり、せっかく来られてもアイソなしになるかもしれませんが、事情ご理解の上お許しをお願いします。  

 それはそれ多数のご声援をよろしくお願いいたします。  

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運動会(6月26日)|2011年7月

赤勝て! 白勝て! 運動会

待ってた 待ってた 運動会 ワーイ ワーイ  赤組だ  白組だ

   綱引きだって  負けないぞ フレ  フレ  フレー

      駆けっこだって  負けないぞ フレ  フレ  フレー

 と、ここまでの見出しは昨年の「園だより」と同様になりましたが、今年の運動会は去る6月18日に予定通り会場の豊照小学校体育館で開催、お陰さまで無事に楽しく終了致しました。

 会の進行は 例年通りに楽しい演技や熱心な競技が繰り広げられました。保護者の紅白リレー毎年僅差でデッドヒートの争いとなって盛り上がるのですが、今回は残り走者4~5人目辺りから白組が半周以上引き離し優勢がはっきりしてきたので、今年は最後のデッドヒートの興奮はないかと思われたのですが何と何と最後の半周の地点で白組アンカーが転倒して追い抜かれ土壇場で逆転し、赤組勝利となるドラマチックなエンデングでした。

 わが子、わが孫が一生懸命に走り、けなげに頑張る姿を目に涙を浮かべながら見守るご両親やお祖父ちゃんお祖母ちゃんのご様子を目にすると、こちらまで胸が一杯になりました。

 「文句なく小3までの孫かわい」 最近の新聞川柳欄にこんな句がありました。全く同感同感です。

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園児絵画展 第四銀行住吉町支店で開催中

 6月13日(月)より7月14日(金)迄の予定で、うさぎ・ぱんだ・ぞう組の皆さんの作品が展示中です。どうぞご覧になって下さい。

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持ち物・着替えの名前記入確認のお願い

 一日一日気温が上昇中、季節は間もなく夏本番。汗のためやこれからのプール遊びなどで衣服を頻繁に着替える季節になりました。成長の早い年頃の園児達の着物や履物は2年と同じものがもちません。最初はちゃんと記名していたつもりでも新調などのため気がついてみると名無しのシャツや持ち物が多くなっていませんか。どうぞ一品一品チェックして記名されることを切にお願いします。

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皆さん「いかのお寿司」をご存じですか?

「いか」⇒ 知らない人についてイカない
「の」  ⇒   〃  人の車にのらない
「お」  ⇒ おお声を出す
「す」  ⇒ すぐ逃げる
「し」   ⇒ 知らせる

 子ども達の安全を守るために警視庁が考案した防犯標語で、左記のような意味。子どもさんと一緒に復誦して下さい。

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第121回創立記年日にあたり|2011年6月

 明治23年(1890年)6月1日に赤沢保育園は創立致しましたので本日は第121回目の記念日に当たります。記念品に代わりましてささやかですが粗菓を用意いたしました。ご賞味のよすがにと拙文にお目通し戴ければ光栄です。
 さて当保育園の法人名は左の玄関の看板の通り「守孤扶独幼稚児保護会(しゅこふどくようちじほごかい)」と申しますがその由来と意味するところをご説明させていただきます。 創立者赤澤鍾美(あつとみ)は明治11年から公立小学校の教師を勤めておりましたがその後明治23年小中学校課程の私塾を開設致しました。 当時の教育事情状況について若干ご説明いたしますと、明治初年当時の一般家庭の経済水準は今では想像できないほど貧しく低いものでした。大半の家庭はその日の糧・食糧を確保することで精一杯というところで、せっかく明治政府が明治5年に義務教育制度を発足させ、現在と同様に7歳になると小学校に通学することを義務付けてみても、子どもが一日弁当を持って通学出来るだけの余裕ある家庭は本当に少なかったようです。

 明治20年頃の新潟町(新潟市となったのは明治22年)の入学率は20%前後で、すなわち5人に1人がやっとでした。また当時の一般家庭の子ども達は7~8歳ころになると男子は職人の徒弟(見習い弟子・手伝い)や商家の丁稚小僧(でっちこぞう・最下級の見習い奉公人)に女子は裕福な家庭や商家の家事見習い手伝いとか子守りとして生家親元を離れて他家に住み込んで働くことが多かった。その理由の大半はまず口減らしで親の子ども達の食費負担を軽減することでした。

 公立校に通学するゆとりのない子女で学習(基礎的な読み書きそろばん等)を心掛けるものは手近な学習所や知識ある個人に何がしかの謝礼(束脩・そくしゅう)を持参してその目的を達したようです。

 鍾美は小学校教師でしたのでそのような希望者に恵まれ求めに応じて「静修学校(せいしゅうがっこう)」と命名の私塾を礎町4丁目に開設発足したのが明治23年6月1日のことでした。その後明治26年に本町通り8番町の通称八軒小路に移り、さらに明治36年東湊町通り1ノ町(現在地点の西方40mほどの地点)に移った。礎町・本町通りの舎屋は何れも借家住まいでしたが礎町・本町当時の卒業生在校生が主体となって資金を集めさらに町の有力者などの後援ご協力を戴いて東湊町に専門の舎屋を建設して寄贈を受けて晴れて自前の校舎を保有するに至りました。その新校舎「静修学校」には発足当初から求めに応じて実施していた幼児保育のための保育室も併設されました。創立者鍾美は学校教育が主体で保育事業はついでのつもりで実施していたが、東湊町通に舎屋移転を機に幼児保育についても片手間ではなく本格的に取り組む決意を固めた。そしてその決意を「守孤扶独幼稚児保護会」なる名称で表明したのでした。その意味するところは、「孤は保育に孤なる児を守り、独は独り親を指しその独り親を扶(たす)け、そのような状況の幼稚児を保護する会」と命名した。

 その後、昭和23年児童福祉法が制定されその条文の中で保育所の機能が規定定義された。それによると保育所は保育環境が保護者の主として勤労により十分でない(欠ける)児童を援助する保育施設と定義された。「守孤扶独幼稚児保護会」の名称が児童福祉法の保育所の定義の主旨に添っていることと保育活動の開始が明治23年ということから、これぞ保育所の第一号となった次第です。 赤澤鍾美は昭和12年3月、72歳で亡くなりました。孫の現園長6歳のときでした。

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ママ・パパも お宝駈けるなり 亀田公園

 去る5月20日、きっちりお天気に恵まれて無事に遠足を終了することができましたことを喜んでおります。

 園児達が元気一杯に目的地の亀田公園の中を走り回る様子を眺めながら、表題の下手な句が頭に浮かんできました。さすがの「何でも鑑定団」も値段の付けようのない、ご両親にとっての大切な大切なお宝さん達が、亀田公園を元気一杯に走り回りました。

 お天気が良かっただけに最年少のひよこ組さんにとっては暑さのため体力的に少しきつかったようです。疲労のためか土日を経ての月曜日からのお休みは通常よりも増えました。また遠足後の気候の寒暖の差が大きかった影響も重なったためか、その後も軽い風邪引きが目立ちました。

 園児達は行事の一つ一つを経験する度に目に見えて成長致します。

とん汁も作って味わいました。

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6月の主な行事

 6月の主な行事は、運動会です。これも親子参加です。会場は近くの豊照小学校の室内運動場。実施運営には保護者の皆さんのご協力をお願いいたします。見学応援は自由ですから、一家そろってお出かけ戴く楽しい機会です。お楽しみに。

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園庭に子どもの家を造りました

 狭い園庭ですが左下の写真は園庭内の遊具を撮ってみました。ブランコ・滑り台・ジャングルジム・登り棒・雲梯と揃っております。この写真の撮影位置の後ろ側が砂場です。その砂場の奥に右下の写真のような「子供の家」を造ってみました。10年以上前になりますが、園長が手作りで子ども達のリクエストを取り入れながら赤ずきんちゃんのおばあさんの家を念頭にメルヘンチックな家を造りました。子ども達はそれで熱狂的に遊んでくれたことが思い出されます。

 今度は北海道に本物の山小屋建築の経験もある元本職大工さんの製作です。子ども達の新しい楽しみとなることでしょう。

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第四銀行住吉町支店で園児の絵画展

 上大川前通り12番町所在の第四銀行住吉町支店内の待合室ロビーの壁面展示個所に、園児達の作品を展示して戴くことになりました。展示期間は6月13日(月)からの予定です。終了の日取りは未定ですが、6月末までは展示していただけるかと考えております。

 なお展示作品の園児名表示は、想定外事態を考慮してフルネーム表示ではなく太郎、花子だけの姓を省いての表記をご了解下さい。

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年年歳歳花相似たり 歳歳年年人同じからず|2011年5月

年年歳歳花相似たり 歳歳年年人同じからず(ねんねんさいさいはなあいにたり さいさいねんねんひとおなじからず)

 春になりました。近くの豊照小学校の桜も今年も同じように見事に咲きました。園児達のメンバーは少しずつ変わりましたが、4月18日に今年も同じようにお花見散歩を楽しみました。

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英語学習開始時期のまとめ:

 3月の園だよりから始めたこの問題ですがまとめを試みますと‥‥、

 10歳頃までに育った言葉の訛りは一生消えないものと一般的に言われております。その通りかも知れませんが必ずしも決定的ではありません。東南アジアの各地に旧日本兵(最近ではほとんど亡くなられましたが)が各地で発見されましたが、その方々の大半は日本語を忘れて現地語以外話すことができないようです。当然の事です。新潟ではあまり実例がないかもしれませんが、帰国子女が日本に住まい始めて何年も経たないのにせっかく憶えた外国語をすっかり忘れてしまう例は珍しくありません。

 英語辞書の神様岩崎民平や同時通訳の草分け国弘正雄も何れも(旧制)中学に入って初めて英語に接したと3月号で紹介しました。4月号では英語とは違いますが伊能忠敬のように50歳を越してから学び始めた測量学で世界的レベルの高水準の地図を作製したことに触れました。要は強固な動機と継続する努力がある程度のレベルに達するまでは不可欠なことを強調致しました。

 子ども時代は新しい事が大好きで分からないことを知りたがる好奇心の塊りの時期です。その好奇心の強さが学ぶ動機の強さに比例します。また同時に子ども時代は気まぐれの時でもあります。長続きしないですぐに別なものに気持ちが移りやすいことも特徴です。そんなことを繰返しながら何か打ち込めるものに突き当ることが大切です。

 大人の役割はその適する時期を選んで突き当る機会を出来るだけ多く用意してあげることではないでしょうか。これでは結局答えにはならないかもしれませんが。

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五月病 :

 ゴールデンウイーク前後になると耳にする日本独特の心のやまい症状をいいます。

 4月の新年度が始まってから一ヵ月、厳しい受験戦争や就職活動を耐え抜いて念願の難関大学に見事に入学したのはよいのですが、それまでの目標や生活リズムが大幅に変化し、新しい環境に対する初期の緊張感が和らぎ始める5月頃になると頭をもたげる心の不安定な状態を端的に表現した言葉が五月病と名づけられたようです。東大のキャンパスからこの名称は生まれたとも言われておりますが、東大生でなくとも、多かれ少なかれ誰しも環境が大きく変わった際には経験している現象です。入社・入学は人生の大きな節目ですから環境や生活リズムは大きく変化します。そんな時に誰しもが体験し乗り越えているのです。

 同様な現象は子ども達にも 乳幼児の段階から当然あります。子どもの場合は心よりも体ではっきりと拒否を反応します。幼児の場合は遠慮気兼ねなしに全身でそっくりかえって泣き叫んで表現します。時によっては第三者であっても見ていてもそのつらさを同感することもあります。肉親にとっては大変つらいことです。そこで負けてはいけないと分かっていても負けてしまいそうになります。

 そこで負けてはいけません。負けるが勝ちという諺がありますが、この場合、その諺は当りません。負けは負けです。大人の気持ちのつらさは結構あとを引きますが、子どもの場合は大人ほどいつまでも引きづりません。しかも最初が肝心です。いったん大人の気持が負けると子どもは敏感にそれを感じとり、次からはその大人の気持の弱さを十分に期待して子どもは精一杯拒否反応を表現します。そこで負けてはますますいけません。環境やリズムの変化に巧みに適応できる本性を引き出すことがますます遅くなり重症になります。

 心のたくましさや辛抱強さは人間の持って生まれた資質であって後天的なものではないといわれておりますが、実は幼少時の特に0~1歳時のこのような体験を通して培われ築かれるのではと実感しながら観察しております。人生のつらい体験を通して逞しさや辛抱強さが育っていくのだと考えるならば子育ての辛さは実は子どもの貴重な人間資質形成の大切な瞬間なのです。

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再び 「英語学習の開始時期」について考えます|2011年4月

 先月「3月の園だより」でこんなどえらい表題を掲げて難問に挑戦いたしました、が糸口を切っただけに終わりました。藪から棒にこんな難問を話題にしたのには実はわけがありました。それは園からさして遠くない場所に幼児向けの英会話教室開設の予定があり、大手の英語学習塾のその教室のおそらく先生?がその英会話教室の生徒募集のチラシを園の近くで配布を希望して園の了解を求めてきたことがキッカケでした。チラシを受け取った保護者がそのチラシを眺めて自分の子どもをその教室に入れたものかどうかと考えられた場合を想定して、その一助となればと先読みして書き始めました。

 先月では英語の神様と言われた方も、同時通訳の名人と称えられた方もいずれも中学に入るまでは英語の学習には縁はなく、中学に入ってから初めて英語に触れたことをご紹介しました。そのことで分かるように中学に入ってから始めても決して遅くはないのです。江戸時代、伊能忠敬が測量の勉強を始めたのは50歳を超えてからで、それから72歳まで日本全土を測量したのです。

 今年から小学校での英語学習が始まるようです。「小学生に英語授業が本当に必要?」とのテーマで地元の新聞が読者にその賛否を問う形式の特集コラムを設置しており興味深く見守っているところです。

  英語学習と限らず物事をある一定のレベルまで自分を高めるためには、その目標を極めたいとする強い動機と意欲と、それを継続する忍耐努力が不可欠であることが必要です。

 目標を定めそれを極めたいという意欲を持たせるためにはスゴイと感じ憧れる機会に数多く触れることではないでしょうか。

 人は気まぐれです。特に子ども時代は気まぐれのカタマリです。その気まぐれの中から特に強く感じたものに惹かれ動かされて動機が形成されます。

 英語の「education」は教育と訳されておりますがこの語のラテン語の元々の意味には「引き出す」という意味があるそうです。人に内在する能力を引き出すためには心が惹かれ動かされる感動が必要です。外国語を巧みに操ることにまず強い憧れをもつことが第一歩です。

 結局表題の答えには至りませんでしたが、何か学習を始めるにあたっての参考にはならないでしょうか。

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計画停電実施に備えて:

 連日のように報道されるこの度の大震災の被災情報を知るにしたがって、そのあまりにもけた外れの凄い被害状況に言葉を失います。現地被災者にとって計画停電の話はまるで関係のない遠い外国の話題のように感じられると、仙台在住で大震災を自宅で体験された作家の伊集院静氏は被災者の立場からそう感想を述べている。

 さいわい新潟地方では計画停電の実施はこれまでなかったが、しかし深刻な電力事情の事情から、今後の実施は避けられない見通しが強いようです。園として計画停電の実施がある場合に備えて次のように対策する方針でおりますので、保護者の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

 まず停電実施の場合、園施設として大きな不都合な点は次の装置が稼働出来なくなることをご承知おき下さい。

 ①暖冷房装置の稼働  ②照明装置 ③給食設備電機関連装置  ④電話装置(送受信の停止)  ⑤園内給水装置(トイレ使用の支障) ⑥TV受信、等々。

 緊急事態を想定して小型(14A)の発電装置をかねて購入用意しておりましたが、それを稼働しても照明の一部、電話装置維持、給水装置の稼働については何とか数時間は可能ですが、空調機や給食設備の運転まではできません。

 計画停電の実施があった場合、園としての対応は原則として次のように考えております。

 (1) 午前中(9時~12時)の停電の場合でも通常通りに開園します。給食は停電時でも調理可能な献立(例えばカレー、おにぎり、みそ汁等)で対処する予定です。弁当持参なしOKの予定。 (2) さいわいこれからの数カ月は暖冷房なしでもしのげます。 (3) 午後6時~9時の停電の場合照明なしとなります。ランプ等の明かり等で対策する予定です。

 実際には直前の計画に従ってその都度対策を決定して玄関の掲示板を通してお知らせいたします。その際はご注意ねがいます。

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啓 蟄 

 旧暦の二十四節気(せっき)では3月6日から21日の春分までの15日間をこう呼んでいます。

 啓蟄とは土の中に潜んでいる虫が春の暖気を感じて地上に這い出してくることをいいますが、新潟県地方の三月の気候はその気配・啓蟄にはまだ程遠い。とはいえ、暦の移ろいは確実に日差しの強さや朝晩の明るさ等で随所に感じられます。

 2月20日頃からこの編集内容に着手し始めた「園だより」ですが、ここ最近の世界の動きの目まぐるしさは一体どうしたことでしょう。季節の変化を追うような心境どころではありません。世の中一寸先闇、何が起こるか分りません。中でもニュージーランド南部を襲った大地震、語学研修のため同国滞在中の多数の日本の若い人々が被災されたことにはびっくりすると同時に被害の深刻さに暗澹たる思いです。亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りします。

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英語学習について:

 この3月でぞう組の皆さんはめでたく卒園されます。ご本人はもとより保護者の皆様もこれからにはいろいろと胸ふくらむ思いかと存じます。

 英語学習の開始時期:音楽の絶対音感は3歳頃で決まるといいます。音楽と言葉学習と一緒に考えられる部分とそうでない問題があります。外国語学習も早ければ早い程良いという意見や自国語が満足にできないのに外国語を学ぶのはいかがなものかと主張する説もあります。何れも一理あります。

 月面着陸の際の通訳・同時通訳の神様と言われた國弘正雄氏や辞書編纂や東京外語大学長を務められた英語の神様・岩崎民平先生も英語を始められたのは中学に入ってからでした。

 何事も開始時期もさることながら本人のやる気と努力・継続が一番肝心です。そのやる気と努力継続の場としての早期の学習塾の利用は両面の刃です。それを念頭に置く事が必要です。

 現役同時通訳第一人者の鳥飼玖美子教授(立教大)は、小学校で英語学習が必修になるとどうしても成績優先になり、かえって英語嫌いが増えるのではないかと心配されている。(この項は4月号に続く)

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お遊戯会の思い出

平成23年2月26日(土) 9:30~11:30 AM

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大 寒(だいかん)|2011年2月

 旧暦では立春が新年1月1日。その直前の2月4日までの15日間が大寒に当たります。

 それにしても今年の大寒は全く文字通りの大寒で雪も寒さも大型です。しかしこの寒気も次の春の到来の前触れで、最近は確実に夜明けは早まり日没の時間も遅くなり、春間近を教えてくれます。

 鳥インフル防除のために膨大な数のニハトリの処分が連日報道されています。牛の口蹄病防除のために大量の牛の殺処分の記憶がまだ鮮明なだけに、そしてさらに追い打ちをかけるように霧島山系の大燃岳の噴火による降灰被害も重なり、宮崎県の皆さんの散々のご災難には強く同情を感じております。

 その鳥インフルも大変ですが、人のインフルエンザも大いに心配で気になるところです。全国的には週毎に患者数が倍増している最近です。

 保育園内での発生状況ですが、ポツリポツリといったところです。2週程前からインフル理由での欠席は日に1~3人程。職員の罹患もこれまでに2件。しかし小学校の発生状況はかなり高率のもよう。とにかく何時大発生してもおかしくない状況です。

 そうならないようにめいめい各人十分に健康管理と予防に注意されるようお願いします。

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新春の嬉しいニュース

 先日の漢字かるた第11回新潟県大会の結果1月29日(土)東京開催の全国大会に出場が決まった「うさぎ組の長谷川さんとぱんだ組の鈴木さん」の両名が大活躍してくれました。特に長谷川さんは年少諺の部で優勝する快挙。その同じ日の深夜、サッカーの日本チームがアジア・カップ戦で優勝しました。

 全国大会の「優勝」は久し振り。平成15年に同じく年少諺部門で蕗谷さんが優勝して以来のことで実に8年ぶりの話。それ以来2位の準優勝は何度かあったのですが優勝はずっとご無沙汰でした。

 長谷川さんの園内での直前の練習状況からみて、実力通りが発揮できるならば優勝の可能性大いにありと予想しておりました。

 またその際一緒に練習していた他のお友達も結構いいレベルでした。県大会で同様なレベルで活躍したならば上位入賞間違いない技量。県大会で負けてようやくスイッチが入ったといったところでしょうか。来年大いに頑張ることを期待します。

 【参加保育園】 順不同
 ・割野保育園(新潟市)・竹野町保育園(新潟市)・本成寺保育園(三条市)
 ・きらきら保育園(三条市)・ふじの木保育園(三条市)・赤沢保育園

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『厳家(げんか)に悍虜無(かんりょな)くして慈母(じぼ)に敗子有(はいしあ)り』 

 皆さんは性善説・性悪説という言葉を耳にされたことがおありかと思います。紀元前2~300年ころの古代中国の学者が「人間の本性は善であり、仁や義のこころを先天的に持っているものだとの考えが性善説であり、そうではなく悪のこころが本来であって善のこころは後天的に学習して備わるものだとの説が性悪説」と一般的に理解されております。

 性善説・性悪説は一口に言って理想主義と現実主義との観点の違いの人間観とも言えます。現実的には人間は善と悪の両面と同居し、使い分けながらその狭間で生きているのではないでしょうか。

 そんなわけで性善説の教えは理想主義的でありキレイごとで希望的な教えであり、性悪説は人間のこころの在りようそのままを反映している。はっきり言って分かり易く納得性が高い。

 表題に掲げた何やら難しい文章は性悪説・現実主義を主唱する韓非子(かんぴし)の言葉です。大略次のような意味になります。

 厳家とは家の中のしきたりが厳しい家を指し、そこではしっかりとした頼もしい使用人は居ない。悍は気が強いとか勇ましいさまを言い、虜は使用人のこと。昔は捕虜を奴隷として召し使ったことからきている。

 慈母、情愛あふれる優しい母親の子どもには親離れ出来ない敗子がいるものだとの意。敗とは腐敗の敗でダメな子どものこと。

 厳しさも優しさも程々に使い分けないと問題が起こるということです。人間関係の問題は2000年前も今も変わらないようです。

 あの忌まわしくも狂気な秋葉原の無差別殺人事件、古くは酒鬼薔薇少年殺人生首事件や柏崎の幼女誘拐長期監禁事件などの異常な犯罪が起こる度に、その犯人は一体どんな環境や親の下で生育したのかと知りたくなります。わが子の健全な成長を願うと同時にいかなる最悪であっても、せめてそんな忌まわしい事件の犯人にだけはなって欲しくないとの気持ちが最低の親心ではないでしょうか。

 また韓非子は別に君主がその臣下を導き制するに当たっては二柄(にへい)が肝要であるとも説いている。二柄とは二種類の柄のことでその二種類とは刑・徳を意味し、刑とは罰であり、徳とは恩賞を言います。要はアメとムチが必要であるということです。

 子育て教訓ではないですが、人を動かすには2000年前も現在も変わることなくその両者を使い分けることが大切なのです。

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もういくつ寝ると…|2011年1月

もう いーくつ寝ると お正月  お正月には凧揚げて
  追い羽根ついて遊びましょう  はーやく 来い来い お正月

 子どもの時にはこの歌詞のようにお正月が待ち遠しく感じたものでした。一つ一つ年が増えるのが楽しみに感じたものでそれだけに一年が長く感じられました。

 新しい年を迎えると今年こそはあれをやろう、これをものにしたいとか考えるのではないでしょうか。初詣でなどといって普段神社参りなどしないのに正月になると、何がしかを祈る気持ちになるようです。そしてせいぜい大奮発して百円玉位で神様に今年こそは一億円が当たりますようになんて願うんでしょうか。

 子育て真っ最中の保護者の皆さんはまず何を祈りますか。自分のこともあるかもしれませんが、やはりわが子のことが一番先に頭に浮かべる方が多いのではないでしょうか。それでいいのです。

 12月初めにノーベル賞授賞式が行われ、日本人では根岸英一、鈴木章両教授が化学賞を受賞されました。そしてお二人とも見ていて嬉しくなるような実に鮮やかに綺麗な英語でお礼のスピーチをされました。お二人とも英語国の大学教授を経験されておられるので英語に関しては当然なことではあります。お二人の努力の成果が受賞につながったことはこれまた当然のことです。

 鈴木章教授の場合、生家は北海道の小さな田舎町の理髪店。しかも父が早くに急死、ために母が行商して生活費を確保。その母の頑張る姿に励まされて自身も働きながら旧制中学、新制高校、北大へと進んでいる。言うなれば母子家庭のアルバイト学生だったわけで、決して恵まれた環境どころか戦中・戦後の超ベリバの厳しい条件の中で頑張ったのです。

 新年のわが子への祈りはこの際遠慮なしに目標・ノーベル賞としてはいかがです。子どもの可能性は限りなく広いです。

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テレビ朝日 「そうだったのか! 池上彰の学べるニュース」

12月31日(金)夜7時から 6時間半生放送年跨ぎSP 赤沢保育園が話題に

 テレビ朝日:「そうだったのか! 池上彰の学べるニュース」は毎週水曜日午後8時~52分までの番組;同時間帯ではトップクラスの高視聴率とか。

 池上彰氏は元々NHK出身、NHK時代はニュース解説番組などを担当、判り易いニュース用語等の解説などで知られていた。

 今回、年末SP番組として大晦日31日(金)午後6時から生放送の中で最近話題の「保育所・幼稚園一元化問題」を取り上げ、その中で保育所(園)の説明で日本最初の保育所として紹介されるようです。が、そう詳しくは触れないようです。生放送だけに放送時間は特定できないそうですが、大体午後9時前後と予想されますが、正直、あっと言う間に通り過ぎるかもしれませんとは担当デイレクターの弁。

 明治23年(1890年)6月1日創立の赤沢保育園、平成23年で創立121年を迎えます。創立者赤澤鍾美は元々小学校教師でした。その体験を生かして小学校課程の私学校(静修学校)を開設し、併せて幼児を背負って通学する事情の生徒達のためにその子ども達を別室で保育したのが幼児保育をするきっかけとなり今日に至り、気が付いたら日本最初の保育園だったのです。

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