園庭の白椿が今を盛りに咲き競い|2020年1月

園庭の白椿が今を盛りに咲き競い、いよいよ冬到来の間近を教えてくれます。今冬の寒さは、積雪の程度はいかがなものかと気になるところです。前回の冬の降雪は道を確保するための除雪行動はほとんど必要なかった程度だっただけに今冬も同様にお手柔らかにと願うところ。

 園内は冬も裸足(はだし)が原則の当園の園児達、12月ともなるとさすがに早朝の冷たさに子どもの思わず発する嘆声が聞こえるがその冷たさになじみ克服に5分とかからない。すぐに元気に走りまわります。足先の冷気がガンガン頭脳を刺激するので運動神経はもとより思考回路にも覚醒作用が大きく関係することは間違いないところ。人は環境に反応反射を繰り返しながら適応成長発達していくのです。

 令和元年もあと数日で終わります。今年も次から次へといろいろな事件がありました。子育てに関わる立場にとってショッキングな事件がいくつかありましたがその中でも、しつけという名目で父親が10歳の娘を風呂場で死なせた事件、40歳代の引きこもり息子を自分が殺されるかもしれないと元官僚高官だった父親が刺殺した事件、そして大阪の小6女子が携帯の交信SNSで知り合った35歳男に呼び出されて400キロも離れた栃木県小山市の犯人宅に誘拐された事件、しかもその男宅には15歳の中学生少女がすでに同居していたという不可解な話。さいわい6年女子のはだしの脱走が成功して事件が明るみにでて事なきを得たが、もし脱走途中に連れ戻されたらと想像するとその結末はぞっとする。

 しつけとDV(家庭内暴力)、子供の携帯、ひきこもり問題と深刻な事件だ。