職員紹介のコーナー|2023年12月

10月から赤沢保育園で給食職員として働き始めた加藤美久です。

給食職員として保育園で働くのが夢だったので働くことができて嬉しいです。

子どもたちに美味しいとたくさん食べてもらえる給食を作れるように頑張ります。

どうぞよろしくお願いいたします。

好きな事:美味しいものを食べること、ドラマを観ること

クリスマスにまつわるいろいろなこと

クリスマスが近づいてくると、大人も子どももみんなワクワクし た気持ちになります。今日はクリスマスにまつわる雑学をほんの少しみなさんにご紹介しようと思います。クリスマスを前に、みなさんがちょこっとだけでもクリスマス気分を味わえれば嬉しいです。
12月に入るとクリスマスツリーをおうちに飾るご家庭も多いかと思いますが、このクリスマスツリーは一体いつから飾られるようになったのでしょうか?時代は17世紀、ヴェルサイユ宮殿でマリー王妃が飾り始めたのが最初と言われているようです。当初は本物のリンゴやお菓子などを飾りに使っていましたが、飢饉の年に食べ物の代わりにガラス玉を飾るようになったようです。今ではツリーの飾り付けもキラキラ光る電飾やさまざまな種類の飾りがありますが、実はドイツには一年中クリスマスの装飾やおもちゃを売っているお店があります。日本でもクリスマスの時期に何か所かで出店されるようですので、機会があったらぜひ行ってみてください。

https://kaethe-wohlfahrt.jp/market-and-store/

ところで赤沢保育園にも昭和20年代ころに行われていたクリスマス会の写真が残っています。

その当時からクリスマス会をやっていた赤沢保育園は、ずいぶん時代の先端をいく保育園だったのかな?と思い調べてみると、昭和初期にはすでにクリスマスは日本の年中行事として一般家庭にも定着していたようです。
日本ではクリスマスにはローストチキンとクリスマスケーキを食べるのが一般的ですが、海外ではどんなものをクリスマスディナーに食べているかご存知でしょうか?鶏肉よりもずっと大きな七面鳥の丸焼きを思い浮かべる人も多いかと思いますが、本場ヨーロッパではお肉よりもお魚を食べる国が多いのです。クリスマスが近づくと町のスーパーは店内にいけすを作り、その中に生きた鯉を入れて売るのです。買ってきた鯉はしばらくの間家のお風呂のバスタブに入れて泥抜きをするのがポーランドやチェコの一般家庭のクリスマス時期の風物詩のようです。ちなみに鯉はフライにして食べるそうです。

生クリームにイチゴが乗ったクリスマスケーキを食べるのも実は日本だけで、イギリスではクリスマスプディング、イタリアではパネトーネ、ドイツではシュトーレンがクリスマスの時期に食べるお菓子です。シュトーレンやパネトーネはアドベントと呼ばれるクリスマス期間中に少しずつ食べるのが本場流ですので、みなさんもよかったら本場流の食べ方を真似してみてください。
もともとクリスマスは宗教の儀式(キリストのミサ)として世に広まりましたが、特に日本で は宗教に は関係な く冬の一大イベントとして定着しました。寒い冬の夜、家族だけで小ぢんまりと、仲間内でワイワイにぎやかに、皆がそれぞれ工夫を凝らし楽しい時間を過ごせれば良いなと思います。

 

職員紹介のコーナー|2023年11月

今月はかわいい二人の子どものママでもある荒木先生です。

好きなもの‥甘いもの♡

特に抹茶とモンブランと焼き芋。

冬はお気に入りの焼き芋屋さんの移動販売を追いかけてまわります!

期間限定のものにも弱いです。

美味しいスイーツのお店がありましたら教えてください~

「不登校は誰の責任?!」

ある市長の「不登校は親の責任」発言が大きな波紋を広げているようです。今の日本ではもはや不登校や引きこもりは決して他人事では済まされない身近で深刻な問題です。不登校を引き起こしている原因は様々で、それらの特定や改善が極めて難しいことから親たちはとても悩んでいるのに、「親の責任」=子どもを甘やかして育てていることが原因、と一喝するのはあまりにも短絡的すぎたようです。不登校の子どもを持つ親たちはありとあらゆる手を尽くし、時には心を鬼にして子どもを突き放すこともされてきたことでしょう。それでも解決しない、まるで出口のないトンネルを彷徨うかのような心情にも配慮していただきたかったものです。
しかしその一方で不登校児の受け皿となっているフリースクールに対し、制度が不十分な状況で国家が容認してしまうことで「学校が嫌ならフリースクールに行けばいいんだ」と今までぎりぎりの我慢をしていた子どもたちまでもが一斉にフリースクールへ行くことになってしまったら?その懸念も間違いではないと思います。多くの子どもたちがフリースクールへ流れてしまったら、小学校や中学校の教室は空っぽになってしまうのではないか?そうなってくると義務教育ってなんだろう?とふつふつと疑問が沸き上がってきます。今、日本の義務教育は大きな岐路に立たされているのかもしれませんね。
ところで海外では不登校はどのような状況なのか?どのような対策が取られているのか?少し疑問がでてきたので調べてみるとやはり多かれ少なかれ不登校はどの国でも問題になっているようです。しかし対策は国によってさまざまで、学校に通えない子どもたちのためのオルタナティブスクールが発展している国もあれば、学区の縛りがなく自由に転校できるシステムや、家庭学習でも出席扱いにしてもらえるなど、それぞれの国の環境や考え方の違いが対策に反映しているようです。日本にもこの国に適した対応策が早く整備されることを願っています。
さて、ここからが本題です。もし自分の子どもが将来不登校になったら?そんな縁起でもないことを、と思うかもしれませんが、現実に今100人に1人の小学生、25人に1人の中学生が不登校になっています。原因は様々ですが共通しているのは、学校へ行けなくなった本人はしんどくつらい状況が限界に達し、大変疲れているか大変傷ついている状態→不登校として現れたと言えます。周囲はつい普通に戻そうという働きかけを子どもにしがちですが、急に学校へ引き戻そうとすることで状況をさらに悪化させてしまうこともあります。不登校に関する相談窓口や支援団体もたくさんありますので、もし万が一そのような状況になった際は一人で問題を抱え込まず、適切な場所に相談してみることが重要だと思います。

 

*11月1日より「令和6年度4月入園申請申込み」が始まります。

申請用紙をご用意してありますので、申請ご希望の方はお声かけ下さい。なお、来年度4月に退園、転園を希望する方も、11月1日(水)~11月15日(水)までの期間内に手続きが必要です。

職員紹介のコーナー|2023年10月

今月は9月から赤沢保育園で働き始めた柳澤先生です。

9月より赤沢保育園で働き始めました柳澤佑可子と申します。 “保育園楽しい!”“また明日も行きたい!”と思ってもらえるような環境づくりに努め、子どもたちがのびのびと笑顔で活動できるようコミュニケーションをとっていきたいと思います。

また保護者の皆様と共に、子どもたちの成長を喜び合えたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。

趣味:フットサルです。現在小6の娘がサッカーを始めたのをきっかけに、私もママさんチームに入って練習しています。コロナ前に出場した親子大会では、ママさんの部で準優勝しました✨体を動かすことが好きなので子どもたちと元気いっぱい走り回って遊んでいきたいです。

父と子の絆|2023年10月

またしても昔話で恐縮ではありますが、私が子どもの頃(おおよそ半世紀ほど前)のお父さんというものは、一家の大黒柱で家庭の中でも絶対的な権力を持っており、家族に対しては自分勝手や理不尽なふるまいをしてもそれがまかり通ってしまう、というのがわりと普通な時代でした。「お父さんは怖い」「お父さんには逆らえない」「一番風呂はお父さんが入る」等々、本当にやっているお父さんをこの目で見たことは無いのですが「ちゃぶ台返し」という言葉も昭和の頑固おやじを描いたアニメやテレビドラマが基になっていると思います。私も小さなころから父は苦手で、父が家にいると父の怒りがいつ爆発しないかと常に緊張して過ごしていたように思います。10代も後半になり、世の中の理不尽なことが許せない年頃になると父の身勝手さに反発し、私と父との距離はますます離れていきました。

そんな父との繋がりが少しずつ戻り始めたのは、だいぶ最近になってからのことです。当時働いていた職場でふと自分の実家が保育園を営んでいることを話すと、同僚のうちの一人が当時父の書いていたこの園だよりをHP上で眺めてとても興味を持ってくれたのです。私が父にその話をすると父はたいそう喜び、頼んでもいないのに毎月園だよりが送られてくるようになりました。その頃から父は週末になるとやたらと私に電話をかけてきて、私も時間が許す限りは父と話をするようになりました。すると若いころはまるで気づかなかったけど、私自身の嗜好はほとんどが父譲りであることに気づかされ、旅行や食べ物のことなどにはずいぶんと話しに花が咲きました。小さい頃は無理やり父の運転する車に同乗させられ、当時はカーナビなどもなかったから地図を見て道案内をしろと言われるがままに道案内をし、挙句道を間違えては怒られて、と嫌な思い出しかなかった父との恐怖のドライブも、今の私の旅行好きの原点を形成しているように感じます。

また私と同様、写真を撮ることが趣味だった父は、大量の写真とネガを残していきました。今、フィルムカメラで撮られた写真を一枚一枚眺めていると、シャッターを切った当時の父の心情までもが伝わってくるようです。

令和のパパは昭和のお父さんに比べたらもっとずっと器用に、そしてスマートに子どもたちと関わっているように思います。それでも子どもへの思いがなかなか上手く伝わらないこともあるかもしれません。しかし愛情を持って接したことは必ずいつか伝わるものだと、私は信じています。

習い事|2023年9月

みなさんのご家庭では子どもに何か習い事をさせていますか?もしくはご自身は子どもの頃に何か習い事をしていましたか?

先日、3歳になる姪っ子がスイミングに通い始めたが、数回行ったところでやめることになった、という話を聞きました。親はわがままいっぱいに育った娘をスポーツで鍛えなおそうと思ったのがスイミングに行かせる動機だったようですが、姪っ子は泣きわめいて全力で行くことを拒んだようです。物事はなかなか親の思惑通りにはいかないようですね。

子どもがいる友人と話しをしていると、話題は自然と子どもの習い事にたどりつきます。どんな習い事が良かったか、そもそも習い事をさせるべきなのか、習い事に関しては人それぞれ多様な考え方があるように思います。

私自身も子どもの頃に習い事をしましたが、残念ながらそのどれもが長続きすることはありませんでした。当時は自らがやりたいという強い意志を持って始めたわけではなく、なんとなく周囲に流されて始め、結果すぐに飽きてしまった、という感じでした。むしろ自分でやりたいと思って独学で始めたことの方が長続きした経験もあり、自分の子どもには習い事をさせることはありませんでした。

しかし今になって「子どもの頃にやっておけば良かった(子どもにさせておけば良かった)」と思うことがいくつかあります。それはそろばんだったり、ピアノだったりと、割と今でも一般的な習い事ではありますが、お会計の時にさっと計算が出来る、好きな曲をピアノでぱっと弾ける、というのは生きていくうえでも大きな利点ではないかと思います。

逆に自らの経験で子どもの頃からやってもあまり意味がないのでは?と思う事の一つに英語があります。私自身、子どもの頃に英語を習いましたが学校の授業で英語を習う頃にはきれいさっぱり忘れていてまったく役立たなかった、というのが正直なところです。しかし習い事としての英語がまったく役立たなかったわけではなく、日本人以外とコミュニケーションを臆せず取れるようになったのは、子どもの頃の経験が多少なりとも役立ったように思います。

赤沢保育園の「英語遊び」は単に「英語」や「英会話」の習得を目的としているわけではなく、幼児期から遊びの中で「英語」(異文化)に触れることで、日本以外の国に興味を持つこと、英語に限らず日本語以外を母国語とする人々とのコミュニケーションを抵抗なく取れるようにすることが主な目的です。また日頃の保育の中に組み込むことでより無駄なく効果的に「英語」(異文化)に触れる体験が出来ると考えています。

赤沢の子どもたちが将来新潟から世界中に向けて羽ばたいてくれることを願っています。

職員紹介のコーナー|2023年8月

今月は6月から赤沢保育園で働きはじめた久保先生です。

6月からお世話になっております、久保誌織です。

好きなこと:直売所巡り、ラジオを聴くこと(遠藤麻理さんが好きです)、海・川・雪・泥遊び、

好きな食べ物:スパイスカレー、さわ山の大福、静岡のさわやかハンバーグ(母が静岡出身)

好きなシール:半額シール

8歳娘と、イヤイヤ期の教科書に載ってそうな典型的2歳息子の母です。白目を剥きながら毎日育児をしています。

娘はダンスを習っていて、私もかつてSPEEDのようになりたかったことを思い出し、尋常じゃない汗をかきながら一緒に踊っています。

この時期は新潟の枝豆が主食! 来年枝豆早食い選手権に出ることを目標に、トレーニング中です。

休日は関屋浜か日和浜に浮かんでいるか、スナガニを追いかけています。見かけたらお気軽にお声がけくださいね!

明るく素直な赤沢保育園の子ども達に出会えて毎日幸せです! 一人一人の良いところをたくさん見つけて、大切に育ててあげたいと思っています。

職員紹介のコーナー|2023年7月

今月はこあら組の三沢先生をご紹介します。

好きな食べ物:和菓子、梅干し、芋煮
好きなお笑い芸人:サンドウィッチマン
・学生の頃は新体操をしていました。6人での団体競技が楽しく良い思い出です。
・最近では月山、鳥海山に登り、登山の楽しさを知りました。新潟の山にも家族で登りたいと思っています。
・絵本が好きで、今も絵本の収集は続いています。
“3びきのくま”、“ないたあかおに”などなど毎日子どもたちの可愛い笑顔や表情に癒されます。
子どもたちや保護者の方と成長を一緒に喜べることが嬉しいです。

ケンカ|2023年8月

子どもたちが数人集まれば、大なり小なりケンカが始まります。保育園の中でも子ども同士のケンカは良く目にします。園児たちのケンカの原因はおもちゃの取り合いや順番やルールを守らない、といったことが多いでしょうか。子どもたちはお友達や兄弟とのケンカを通して、世の中には自分の思い通りに行かないこと、時には我慢して自分の気持ちに折り合いをつけることを学び、社会性を少しずつ身に付けて成長していきます。いわばケンカは子どもにとって心が育つための栄養のようなものです。ご家庭でも頭ごなしに「ケンカはダメ」と叱らず、成長の良い機会と思って見守ってあげる姿勢も大切です。相手に暴力を振るうことはやってはいけないことですが、多少のことであれば受ける側も加える側もその加減を知るうえで貴重な体験となります。しかし感情のコントロールが未熟な子どもたちのケンカは、大きなけがや事故にもつながりかねません。状況がエスカレートする場合は『絶対にやってはいけない事』を、大人はその場でしっかり教えなければいけません。

さて、話は変わって今度は夫婦ゲンカの話です。子どもが生まれるまではほとんどケンカなんてしなかったのに、子どもが生まれてからは些細なことで言い争いが絶えなくなった、なんていうご家庭もあるかもしれません。ご多分に漏れず私もその一人でして、子育ての方針から始まり、家事やお金の事に至るまで、ケンカのネタは日々泉のごとく湧きあふれ尽きることがありませんでした。そんなわけで年がら年中子どもたちの前で夫婦ケンカを繰り広げていたのですが、子どもたちにとって親のケンカはどのように映っているのでしょうか。例えるならば狭い電車や飛行機の中で誰かが怒鳴り声をあげたとします。辺りは一瞬にして緊迫した空気が流れ、不安から誰もがその場から逃げ出したい気持ちにかられることでしょう。今更我が子たちにこのような状況を作ってしまったことを後悔してみても、起きてしまった過去を変えることは出来ません。私が今感じていることは、両親の関係は子どもの将来のパートナーとの関係や家庭観に少なからずとも影響を与える、ということです。夫婦の間で我慢するようなことがあっては良くありませんが、万が一ケンカになりそうな空気が流れたなら、子どもの将来を思い、その場はぐっと堪え、子どものいない場所、いない時間を選んで存分に戦ってください。

最後は大人のケンカの話です。職場での人間関係は転職理由の常にトップに位置するのではないでしょうか。職場での人間関係が良好であれば、その仕事自体に多少の不満があっても何とか乗り切れますが、ひとたび人間関係が崩れてしまえば仕事を続けていくのも困難になってしまうほど人間関係とは重要なものです。大人になってからの揉め事は残念ながら子どものそれとは大きく違い、一晩寝たら翌日にはケロッと忘れて仲直りできるようなことはほぼありません。つい先日も身近で似たようなことが起こり、子どもたちが将来世の中に出て周囲とうまく生きていくためには、勉強よりも何よりも、良好な人間関係を築けるか否かが最も重要なカギではないか?と改めて感じています。

仲良きことは素晴らしきことではありますが、子どものうちにケンカをたくさんすることも、将来相手の立場に立って物事を考えられる大人になるためには必要なことではないでしょうか。